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何故余は常勤職を捨てた哉 其の壱
結局なかなかぷぅーたろ生活も大変なのであるが、その前に何故常勤職を捨てたか、という重いテーマで語ってみよう。

臨床心理士が高齢者、認知症の現場に入っていくことは必要だと思った。これから高齢化社会が始まっていく中、高齢者のケアはこれからももっと必要になっていく、そんな分野だと考えたわけで。
そもそもは自分の祖母の問題(認知症ではないですが)もあったりするわけですが…
というわけで、高齢者専門病院の、認知症病棟担当の臨床心理士として就職したというのがまずは枕でしょうか。

ところが、どっこい。
待っていた仕事はPSWとしての仕事ばかり。別にPSWなめてるんじゃないですよ。だからこそPSWなんて出来ないと思うわけで。
“認知症の方々へのケア、リハビリは担当しないように”ってしっかりいわれてましたしね。
とはいえ、私も一兵卒ですから言われたことはきちんとやっていたんですね。自分なりには。PSWの仕事をね。

このころカミさん相手に入院相談のロールプレィやってたんですが、カミさんから
「ねえ、これって、臨床心理士の仕事なの?」
って言われたときには涙が出ましたよ。
それでも、しばらくはやりました。MSWの通信教育(PSWには抵抗あり)も始めました。

上司からは(誰が上司なのか正確にはわからん変な組織でしたが)「相談員の仕事もやりがいがある仕事なの」なんて言われ、もう一人の上司からは「ここには相談員の仕事しかないですよ」とも言われながら、それでも稼いで行くには仕方がないことだと言い聞かせながら。

反面で、病棟の管理料1(入院患者50人に対して精神保健指定医1名+臨床心理技術者1名or精神保健福祉士1名)を取っていることには、倫理的な葛藤もありました。

それでも、それなりに他病棟・機関・施設と連携を取ったり、連絡したりする内に楽しさも見えてきたんですね。

しかし、好事魔多しとはよく言ったものです。
足をすくわれることになるとは思っても見ませんでした。

つづく
心理・サイコ | 16:13 | comments(0) | trackbacks(1) | - | - |
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2007/12/14 10:02 AM
「何故余は常勤職を捨てた哉 其の壱」に続く第二段です。
LIFE IS NOT ENOUGH. Shit!!!!